『鎌倉大仏(高徳院)』鎌倉観光の定番! 鎌倉唯一の国宝仏像・阿弥陀如来坐像

『鎌倉大仏(高徳院)』鎌倉観光の定番! 鎌倉唯一の国宝仏像・阿弥陀如来坐像
鎌倉大仏

【鎌倉大仏(高徳院)について】

高徳院の本尊は鎌倉大仏の名で親しまれている阿弥陀如来坐像で鎌倉唯一の国宝仏です。
像の高さは約11m、台座を含めると約13.35m、重さ121tです。
大仏の胎内に入ることもできます。

大仏の背後の回廊奥には観月堂や与謝野晶子の碑があります。
周辺も歴史を知った上で見ていくと面白いものがあります。

江ノ電長谷駅から徒歩圏内でいつも多くの観光客で賑わっています。
神奈川県で小学生だった人は遠足でお馴染みですね。
近くの長谷寺と共に参拝する人が多いようです。

定番の観光地ですが、いにしえの人々が大仏様を前にした感動を想像しながら拝観するとありがたみが増しますね。
歴史の重みがある露座の大仏様、心を落ち着かせて手を合わせましょう。

【沿革・歴史】

高徳院(詳名: 大異山高徳院清浄泉寺)は、法然上人を開祖とする浄土宗の仏教寺院です。
この地の大仏は木造の大仏が1238年に着工し6年後に完成、その後「吾妻鑑」には1252(建長四)年に金銅製の大仏の造営が始まったと記されています。
制作には僧浄光が勧進した浄財が当てられたとも伝えられています。
完成した時期や発願者は不明となっています。

【見どころ・撮影ポイント】

「鎌倉大仏」国宝・阿弥陀如来坐像

鎌倉大仏

鎌倉大仏と呼ばれる国宝・阿弥陀如来坐像は造営当初は大仏殿に安置されていましたが、大仏殿は相次ぐ天災で倒壊と再建を繰り返し、通説では1498年の地震と津波で倒壊した後は再建されず、現在まで露座のままになっています。

右頬の周辺に微かに金箔が残っていますが、かつては全身が金箔で覆われていた名残とのことです。
青銅造の鎌倉大仏は下から上に8層に分けて鋳継いで造り、最後に背中の窓から鋳造に使った土を掻き出したので、内部は空洞になっていて胎内の拝観も可能です。
接合した跡も見ることができます。

当時の姿をほぼ留めている貴重な阿弥陀如来坐像です。

「大香炉」

大仏前の大香炉には、阿弥陀如来の脇侍(きょうじ)の観音菩薩(左)と勢至菩薩(右)のレリーフがあります。

「大仏殿礎石」

大仏の周りには大きな石が点在していで、人々が腰掛けて休んでいるので趣のあるベンチかと思いましたが、以前の大仏殿の礎石の名残とのことです。

「蓮弁」

大仏の背後には蓮の花びら形の物が4枚置かれていますが、これは江戸時代に32枚で蓮台にしようとした一部です。

「観月堂」

大仏を取り巻く回廊のさらに奥にあり、15世紀半ばに建てられた朝鮮李氏王朝の月宮殿を移築したものです。
堂内には江戸幕府2代将軍徳川秀忠の念持仏と伝わる聖観音像が安置されています。

「与謝野晶子歌碑」

観月堂の横にある、「鎌倉や 御仏なれど 釈迦牟尼は 美男におわす 夏木立かな」の有名な歌の歌碑で、与謝野晶子の自筆を刻み昭和27年に建てられました。
与謝野晶子は「みだれ髪」などで知られる近代を代表する歌人で、この歌は明治37年に拝観した時の一首です。
鎌倉大仏は実際は阿弥陀如来ですが、この歌には釈迦牟尼とあり、吾妻鑑にも「金銅八丈の釈迦如来の像を鋳はじめ奉る」との記載がありますが、与謝野晶子は何故釈迦牟尼と詠んだのでしょうか。

「奉納草鞋(わらじ)」

奉納草鞋

回廊の壁には茨城県金砂郷町の子どもたちが大仏さまの散歩用に奉納した大草鞋があります。

【アクセス】

江ノ電長谷駅から徒歩15分

駐車場はありません。
近隣の駐車場を利用するか、長谷寺駐車場に停めて散策がてら歩くのもいいでしょう。

【時間・拝観料】

・開門時間
4月~9月
午前8時~午後5時30分
10月~3月
午前8時~午後5時
入場は閉門15分前まで

・大仏胎内拝観時間
午前8時~午後4時30分(通年)
入場は閉門10分前まで

・直営売店営業時間 (札所)
午前8時30分~午後4時45分(通年)

・御朱印受付時間(寺務所)
午前9時?午後3時30分(平日)
午前9時?午後3時(土日祝日)
いずれも通年

拝観料 一般(中学生以上)300円 小学生150円 幼児無料

胎内拝観料 20円

【所在地・お問合わせ】

〒248-0016
神奈川県鎌倉市長谷4丁目2番28号
電話番号 : 0467-22-0703
FAX番号 : 0467-22-5051
受付時間:拝観時間内
(FAXは24時間受付)

鎌倉大仏殿高徳院 公式サイト
https://www.kotoku-in.jp/

【動画】

《 HIDE Photo & Movie Channel 鎌倉大仏》
YouTubeチャンネルにも鎌倉大仏をUPしています。
お時間のある時にゆっくりとご覧いただければ幸いです。

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