『外交官の家』横浜山手の重要文化財!東京から移築された明治の建物!

『外交官の家』横浜山手の重要文化財!東京から移築された明治の建物!
外交官の家

【外交官の家について】

その名の通り、明治の外交官・内田定槌氏の邸宅で、1910年(明治43年)に東京渋谷の南平台に建てられました。
塔屋のある木造2階建、天然スレート葺きの屋根、下見板張りの外壁で、アメリカン・ヴィクトリアン様式の影響が大きい設計で、設計者はアメリカ人のJ.M.ガーディナーです。

内田定槌氏はニューヨーク総領事やトルコ特命全権大使などを務めた外交官で、孫の宮入久子氏は貴重な建築を後世に残すためこの建築物を横浜市に寄贈、横浜山手の「イタリア山庭園」に1997年(平成9年)移築復元され、国の重要文化財に指定されました。
室内は当時の家具や調度類が再現され、ガーディナーの建築作品や、当時の外交官の暮らしに関する各種資料が展示されています。

付属棟には喫茶室があります。

【見どころ・撮影ポイント・注意点】

館内は備えつけのスリッパに履き替えて見学します。
三脚、レフ板、自撮り棒など、機材を用いての撮影は禁止です。
館内での写真撮影の指導や講評もできません。

庭園の花を前景にこの洋館を撮ることができます。
室内には1階は食堂と客間、2階は寝室や書斎が再現されアール・ヌーボーの意匠もあります。

外交官の家

「山手イタリア山庭園」
1880年(明治13年)から1886年(明治19年)までイタリア領事館があり、この地は「イタリア山」と呼ばれました。イタリア的庭園様式の幾何学的デザインの公園で、花壇では四季折々の花や植栽を見ることができます。
庭園テラスからは横浜の街が一望できます。

【アクセス】

JR「石川町」駅、元町口から徒歩5分
JR「桜木町」駅から、神奈川中央交通バス11系統で「イタリア山庭園前」下車徒歩1分

駐車場なし 近隣の駐車場利用

【時間・料金】

9:30~17:00(8月の土・日・祝日は18時まで開館)
休館日 第4水曜日(休日の場合は翌日)年末年始(12月29日~1月3日)※12月1日~12月25日は無休

入館料:無料

【所在地・お問い合わせ】

横浜市中区山手町16
外交官の家
TEL・FAX:045-662-8819

外交官の家 公式サイト 公益財団法人 横浜市緑の協会

http://www.hama-midorinokyokai.or.jp/yamate-seiyoukan/gaikoukan/

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